夏の風物詩がピンチ!
令和の「金魚すくい」に変化
【NEWS独自取材】
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令和の「金魚すくい」に変化
| 夏の風物詩、金魚すくいが時代とともに変化しています。 金魚を持ち帰る人が減り、スーパーボールすくいの方が目立つようになったという声もあります。 令和の金魚すくいを取材しました。 |
「金魚すくい」が時代の変化
東京・江東区で3年に1度の本祭りとして開催された深川八幡祭り。
富岡八幡宮の境内にはずらりと露店が並び、多くの人でにぎわいました。
その中で、夏祭りの定番である「金魚すくい」に変化が起きています。
金魚を持ち帰る人は今や1割
サービスも多様化
今年の深川八幡祭りには金魚すくいの屋台が3軒出店していましたが、金魚を持ち帰る人はわずか1割ほどだといいます。
「金魚を飼う習慣が少なくなってきている」と露天商は話します。
価格も2003年の300円から現在は500円に上昇しており、気軽に手が出にくくなっている面もあります。
「飼ってみたい気持ちはあるけど、以前飼って大変だった」「水槽の掃除が負担」という声が聞かれ、生き物を飼うハードルの高さを感じる人が増えているようです。
こうした変化に対応するため、令和の金魚すくいはサービスが多様化しています。
金魚をすくっても別の景品を選べる露店、遊ぶだけなら400円・持ち帰る場合は500円という二重価格を設ける露店、
さらには破れにくい丈夫な網を使ってすくう楽しさを味わえるサービスまで登場しています。
業者も激減、伝統文化の存続が課題に
金魚すくいの露店自体も、以前ほど見かけなくなりました。
「子供の頃はもっとあった」という声も多く、「金魚すくいって珍しいね」と声をかけられることも増えたといいます。
江戸川区で50年以上続く金魚祭りでは、かつて26〜27軒あったけど、今は残念ながら池があるのはわずか2軒にまで減少しています。
新型コロナウイルスの感染拡大で祭りが激減して以降、数が戻っていない苦しい現状もあります。
「お祭り自体が少なくなり、露天商も減っている」と業者は話します。
「江戸時代から続く日本の伝統文化。日本人にとってなくてはならないもの」と語る業者の言葉に、金魚すくいが担ってきた文化的な重みが感じられます。
ペットを飼うライフスタイルの変化や業者の減少など、さまざまな課題を抱えながらも、金魚すくいは時代に合わせたサービスで生き残りを図っています。
夏祭りの風景から少しずつ姿を消しつつあるこの伝統文化を、これからも大切に守っていきたいものです。
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