<過保護すぎて結婚NG?>母が弟の結婚に反対する理由。もしかして……相手の年齢?【第3話まんが】 | ママスタセレクト
【第1話】から読む。
前回からの続き。
私(アカリ)には6つ年のはなれた弟、ショウタがいます。昔から努力家で優しい弟のことを、家族みんなで可愛がっていました。子どもの頃を思い出すと、母は男の子が欲しかったせいもあるのか、私に比べて、弟にだけ過保護すぎる面もあったような気がします。そんな弟も社会人になり、一人暮らしをはじめて落ち着いた社会人生活を送っていると思っていました。そんなある日、母から弟が結婚前に同棲をしていると聞いたのです。結婚前にお互いを知るために同棲をしていたようなのですが、母は親に挨拶すらせずに同棲したことにとても怒っていました。しかし弟に話を聞くと、怒っている理由は挨拶がなかったこともありますが、相手の女性が弟より7つも年上だったことのようです。
弟は両親へまずは謝罪の言葉をかけました。
両親に挨拶をすることもなく、同棲を始めたことを反省したのでしょうか。弟の真剣な姿を見ている私まで緊張してきました。心の中で「ショウタがんばれ!」と応援しながら見守るしかありません。どうかお母さんが納得してくれますように……。
どうやら母は、弟が結婚を考え直すと思って話を聞いていたようです。しかし結婚の意思が揺らがない弟を見て、だんだんと気持ちが高ぶってきました。父としても、なぜそこまで母が弟の結婚に否定的なのかが理解できないようです。「会ったこともないのに」という父の言葉が響きます。たしかにそう。なぜ会ったこともない弟のお相手のことをそこまで受け入れたくないと思うのでしょうか。
弟の結婚に反対する気持ちはあるにしても、お相手に会わないままでなぜそこまで頑なに……。意地でも結婚を許したくないという母の気持ちがいまいちわかりません。だけどみんなで話しているうちに、私の中にふとした考えが生まれます。もしかしてお母さん……。
結婚を反対しているのは、お相手が年上だからなんじゃないの? その言葉に母は明らかに動揺しました。おそらく図星……。やっと自分の大人げなさに気付いたのか、母は弟の結婚を認めました。母は弟に「ちゃんとした道を歩ませてきた」という自負とこれからもそうさせたいと考えているのでしょう。弟を溺愛する母が結婚相手に失礼な態度をとらないように、できるかぎり目を光らせるつもりです。
【第4話】へ続く。
原案・編集部 脚本・古川あさこ 作画・むらみ 編集・Natsu