・自民党内には「解散宣言」したはずの派閥が存続している。
政治団体の届け出は撤回されておらず、事務所はそのまま残っている。 各派は政治資金の取り扱いを理由に挙げているが、与野党は「偽装解散」と批判している。
麻生派は18日正午、都内の事務所で「定例会」を開いた。 集まった党議員らにあいさつした麻生太郎副総裁は、第3回衆院補欠選挙に触れ「自民党以外に経験と実行力がある人はいない」と激励した。
裏金スキャンダルが発覚する前、党内6派閥内では毎週木曜日に同様の光景が見られた。 しかし、安倍、岸田、二階、森山派が相次いで「解散」を表明。 17日には茂木派も追随し、麻生派のみとなった。
しかし、実際に派閥が消滅したとは言い難い。 派閥結成の要件の一つは、政治資金規正法に基づく「その他の政治団体」の届け出である。 「解散」を表明した5会派はいずれも撤回していない。
(わずかに)
ファカレンダー4/19(金) 7:05
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