義母の「お昼は簡単でいい」に応えてカレーを作ったら「え?」と言われた。何が正解だったの? | ママスタセレクト
みなさん、義母との関係は良好ですか。身内とはいえ、赤の他人ですから、義母の常識と自分の常識が噛み合わず、コミュニケーションに苦労されている人もいるかもしれませんね。ママスタコミュニティにもあるママからこんな投稿が寄せられました。紹介します。
『義母が急に遊びにくると言い出し、「お昼は簡単でいいわよ」と言うからカレーを作ったら「え、カレー?」と言われた。何が正解だったの? ちなみに義母は出前や惣菜が嫌いな人です』
昼時に急に義母が遊びに来ると連絡があり、カレーを用意したところ、怪訝な顔をされてしまった投稿者さん。何が正解だったのかがわからず、投稿したようですね。義母のなかでカレーは「まさか出されるとは思わなかったもの」だったことだけは確かなようです……。さてこの質問にママスタコミュニティのママたちはどう答えたのでしょうか。ママたちの声を紹介します。
メニューに正解なんてない!
『来るだけですでに面倒なのに「お昼食うんかい!」と思うよね。もう正解なんてないよ、義母がそのときに食べたいかどうかだから。出されたならカレーを黙って食べてほしい』
『嫌な義母さんだね。カレーを作るだけ偉いよ。しかも出前や惣菜嫌だかとかワガママ過ぎ。出してもらえるものに文句言うのは良くない』
「正解なんてない」「義母の反応が非常識」といった声が寄せられました。こちらのママたちは、突然の訪問で出されたものに文句を言う義母がおかしいと投稿者さんに同情しています。義母もつい口がすべって反応してしまったのかもしれませんが、そこは「親しき仲にも礼儀あり」ですよね。内心思ったとしても、突然の訪問をしている身なんですから、出されたカレーをありがたくいただくのがマナーでしょう。
義母のいう「簡単なメニュー」とは?
『お茶漬けかな?』
『おにぎりと沢庵と温かい緑茶』
『おにぎり、インスタントのお味噌汁、食後にお茶でいいと思う!』
『焼きそば、チャーハンとか?』
義母の言う「簡単なもの」の文脈を考えて回答してくれたママもいました。多かったのが、「おにぎり」「お茶漬け」でした。年齢も配慮し、義母世代にはカレーよりもあっさりとした和食を、と考えたようです。また好みや子どもが一緒に食べることを想定すると、焼きそばやチャーハンといったメニューもありだったかもしれません。みなさん、高齢者の立場と子どもが食べることも想定して考えてくれたようです。
突然の訪問であれば、義母が用意すべきでは?
『義母よ、お昼買って持ってくるのが正解なのだよ』
『突然来るのに手ぶらかよ! 寿司くらい買ってこいよ! って話よね』
『普通は何かしら持ってくるのが常識』
『「カレーは子どもに合わせて作ったので、イヤならお弁当持参できてください」。これをもっと柔らかい言い方で言ってあげましょう』
『当日、急に連絡してきて来るならお昼ご飯をどこかで買ってきて欲しいわ。家の掃除をするだけで、私は疲れ果ててお昼ご飯まで作れない』
突然の訪問であれば、「義母がお弁当やお寿司などの手土産を持参するべき」といった声も多く寄せられました。たしかに投稿者さんは子育てで忙しく、部屋も片付けができていなかったかもしれません。そのなかでカレーまで準備しているのですから、がんばって義母をもてなそうとしていますよね。本来であれば、義母から「何か買っていこうか?」のひと言があると助かったはずです。もしそうしたひと言がないのであれば、「お義母さんがいう簡単なものってどんなものでしょう? ちょっと家に何もなくて……」と返すことで、今回のような微妙なすれ違いが起こらなかったかもしれません。
義母と投稿者さんは、世代も立場も育ちも異なりますから、互いの常識がすれ違うことも多々あるでしょう。お互い分かり合えないことを前提に、一つひとつ丁寧に会話で確認しながらコミュニケーションをとっておくと、より良好な関係が築けるかもしれませんね。
文・安藤永遠 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko