可憐に咲くバラに心奪われる「リーガロイヤルホテル」の缶入りリーフパイが復刻 | ことりっぷ
スイーツプロデューサー・磯崎 舞が、日常に寄り添うおやつからギフトにも選びたくなる焼き菓子を紹介する連載『#焼き菓子部』。お世話になった方へ年末年始のご挨拶をするなど、なにかと贈り物や手みやげを選ぶことが多い季節がやってきました。見た目も味も上質な有名ホテルの焼き菓子を選べば、特別感を演出することができますよ。今回は「リーガロイヤルホテル」のリーフパイをご紹介します。
リーガロイヤルホテルの前身である新大阪ホテルが誕生したのは、 1935(昭和10)年のこと。エレガントな雰囲気や極上のもてなしから「大阪の迎賓館」と称され、今では東京・京都・広島・福岡・愛媛などにも展開しています。館内のショップやオンラインショップでは、「ホテルの味をそのままご家庭に」をコンセプトに、スイーツや惣菜、ホテルソムリエがセレクトしたワインなど、幅広い商品をラインアップ。長年愛されている「リーフパイ」が、パッケージデザインを新たに復刻したのが「リーフパイ7枚入ローズ」です。
可憐なバラが描かれた缶は、手に取ると心ときめきます。過去にもバラをモチーフにした缶で「リーフパイ」を販売していたことがあり人気でしたが、レトロなデザインが現在も売れるのかどうか悩んだそう。そこで、世界で活躍するイラストレーターの湯浅望さんに依頼し、新たなデザインで2023年4月より販売することになりました。水彩画のような淡い色合いは華美すぎず、洗練されたホテルメイドのお菓子に相応しい上品な雰囲気が漂います。食べ終わったあとも大切にとっておきたくなりますね。
幾層ものパイ生地を折り込むことによって、サクサク軽やかな食感。表面にたっぷりまぶしたザラメのザクザクした食感も重なって、ひと口かじれば心地いいリズムを奏でます。バターの風味と香りが豊かに広がり、贅沢な気分に浸れますよ。
芳醇なバターをまっすぐ味わえる上品な甘さの「プレーン」、シナモンの甘い香りに包みこまれてほっこりと心和む「シナモン」の2種類のフレーバーが入っています。お気に入りの紅茶やコーヒーと共にゆっくりといただきたくなる上質な味わいです。
可愛らしさと美味しさを両立した「リーフパイ」は、贈った相手の喜びも倍増するはず。