・北海道ニセコは今や世界中の富裕層が訪れる高級ウィンターリゾート地となっている。 ニセコはインバウンド観光客をどのように取り込んだのでしょうか? 海外の富裕層を呼び込む外資の戦略、日本の観光に足りないものとは? リゾート地、富裕層ビジネス、不動産投資に精通した著者が、ニセコの成功の謎を解き明かす。
・日本語表記のないホテル
オーナーの希望に応じて貸別荘として貸し出せる物件もあり、グリーンシーズン(夏季)は1泊15万円~。 コロナ禍にもかかわらず、新シーズンのスキーシーズン(1泊23万円~)の予約は徐々に埋まりつつある。
ニセコの中心部であるひらふ坂を目指してさらに進むと、別荘やペンション、レストランなどが増え、賑やかになっていきます。
中でも異彩を放つのが、シンガポールの不動産開発大手SCグローバルによる「雪のニセコ」の建設現場だ。
英語と中国語の工事看板に囲まれた建物は、2021年12月完成予定の総戸数190戸の高級マンションで、コロナ禍の2020年3月時点でも最上階は8億円の価値があった。 10万円を超えるペントハウスは海外のアジア系富裕層に販売されたという。
「コンビニのドンペリ⁉外資が“占領”した日本のリゾート地ニセコの法外な値段」に続く
ファカレンダー4/26(金) 7:05
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