2024年4月、北海道旭川市の女子高校生(17)を橋から投げ落として殺害したとして、殺人などの罪に問われた小西優香被告(20)が弁護士を通じて文書を公開した。小西被告は謝罪と責任を取る決意を表明し、「涙が止まらなかった」と現在の心境をつづった。一方で、弁護士から渡された参考書を使って1日9~13時間勉強していることも明らかになり、事件後の生活や態度に注目が集まっている。
手紙の内容と謝罪の意図
弁護人が公表した11月23日付の書簡には、小西被告が事件について深く反省していると記されている。手紙には次のように書かれていました。
・「本当に取り返しのつかないことをしてしまいました。被害者のお子さんのご家族のことを思うと涙が止まりません。」
・「責任と重い罪を背負いたい」
小西被告は容疑を認め、事件の重大性を認める姿勢を示している。事件後の生活についても語り、弁護士から渡された国語、数学、英語などの参考書で1日9~13時間勉強していることを明かした。
事件の概要と今後の裁判
起訴状によると、小西被告は2024年4月、旭川市神居町の神威大橋で、留萌市内に住む女子高校生(17)を橋から転落させ、殺害したとしている。この事件では、小西容疑者の共犯者、内田理剛容疑者(22)も殺人などの罪で起訴されている。
小西被告の裁判員裁判は2025年2月27日に始まる予定で、内田被告の公判期日は未定。公判では事件の動機や背景、被告の計画性、量刑などが焦点となる見通しだ。
被害者家族への思いと被告への評価
小西被告の謝罪文が公開されると、ネット上では被告に対する厳しい意見や被害者や遺族への同情の声が相次いだ。
●厳しい批判の声
「いくら手紙で謝罪しても、命を奪われた事実は消えない。ご家族の気持ちを思うと怒りしかありません」。
「反省しているのなら、そもそもなぜこんなことをしたのか。謝罪では埋め合わせられない」。
「勉強するのは良いことだが、被害者やその家族のことをもっと深く考えるべきではないか」。
●反省を評価する声も少なくない。
「後戻りはできないことを受け入れ、責任を受け入れることが重要だと思います。」
「裁判で真摯に反省し、事件の背景を明らかにすることが重要だ」
「彼の犯した罪は重いですが、更生に向けて努力を続けてほしいと思います」
法廷で問われる「動機」と「責任」
この事件は、被害者の命を奪うという取り返しのつかない結果をもたらし、多くの人に衝撃を与えました。公判では被告らの動機や事件計画などが厳しく問われることが予想される。
また、小西被告の反省の言葉や勉学への努力も示されたが、これらが「更生の意志」としてどこまで評価されるのか注目される。手紙では謝罪したが、被害者家族に与えた苦痛と悲しみは計り知れない。こうした中、被告が今後の裁判でどのように責任を果たし、どのような態度を示すかが重要となる。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・それは問題ではありません
・感想文を書くのに参考書を使いませんでしたか?
・勉強してるからでしょうか?
・少女を死に至らしめた罪悪感は決して消えることはない。償いをするだけの問題だと思います。勉強したから全然関係ないです。聞いても涙が止まらないのはなぜですか?そんな感じです。
・拘置所では午後9時には就寝しなければならないので、そんなに長い時間勉強することはできないと思います。
・涙が止まらないのに勉強してますか?ここはナニの学校ですか?
・勉強の仕方がわからない