国民生活センターは12月20日、1歳の男児が球状のチーズを食べて窒息し死亡する事故が発生したと発表した。今年8月、男児が夕食中に個包装された直径約2センチのチーズボールを喉に詰まらせ、病院に搬送されたが、12日後に死亡が確認された。同センターにはこれまでに同様の窒息事故が4件寄せられているが、死亡に至ったのは今回が初めてだ。
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危険性の高い形状が問題
国民生活センターは「球状の食品は、特に幼児にとって窒息の危険性が高い。特に幼児は噛む力が弱いため、飲み込む際に喉に詰まりやすい」と注意を呼び掛けている。丸い食べ物。今回の事件で使われたチーズは1歳児に与えるには大きすぎるとされており、保護者に対し適切な食品を選ぶようメッセージを送っている。
ネットの反応
この悲惨な事故に対し、ネット上では多くの反響が寄せられている。
「直径2センチの球形は確かに危険。メーカーは子供向けであることがわかるように表示してほしい」。
「親が注意すべきという意見もありますが、形状や大きさによってリスクがある場合は、食べ物にも配慮する必要があります。」
「以前にも同じようなチーズを子どもたちに与えたことがある。今回の事故を聞いたときは怖かった」。
「食品業界全体で子ども食の形態を見直す必要がある」。
一方で、「親がチーズを小さめに切るべきだった」「大人も同じチーズを食べるが、飲み込み方が未熟なことが事故につながる」といった意見も目立ちます。
この事故は、幼児に適さない食品の形態や与え方についての認識の欠如を浮き彫りにしました。小児用食品の場合、製造業者は形状、サイズ、使用方法について明確な警告を提供する必要があります。同時に、親にもリスクを理解し、適切な食品を選択する責任があります。
このような事故を防ぐためには、食品メーカーと家庭が一体となって安全意識を高める必要があります。丸い食べ物だけでなく、硬いお菓子やブドウなどの滑りやすい食べ物にも注意してください。国民生活センターの警告が、消費者やメーカーにとってより安全な環境を整えるきっかけとなることを期待しています。
特に家庭での食事が増える年末年始は、親が食べ物選びに一層気を配ることが大切です。この悲劇を二度と起こさないためには、社会全体で安全な食環境の確保に努める必要があります。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・おそらくアンパンマンの丸いチーズだと思うのですが、親があれを丸ごと与えているとしたら異常です。
・こんにゃくゼリーを思い出しました。なぜ赤ちゃんにそのような固形食品を与えるのでしょうか?
だったら涙ながらにチーズ会社を訴えて、自分の不注意でお蔵入りにするかなぁ…。
・1歳児には無理です…私も5歳くらいまではミニトマトや巨峰を切るのが怖かったです。
・幼児に与える食べ物の量には注意が必要です。彼のご冥福をお祈りします。
・悲しすぎます。 1歳児はまだ粉砕する必要があります。
・貧しい…
・1歳の子供にそんな大きなものを与えるなんて信じられない…