大手中古車販売店「WECARS」(旧ビッグモーター)を巡る新たな問題がSNS上で拡散し、同社に多くの批判が集まっている。投稿された写真にはナンバープレートのない白いSUVが公道を走行しており、後部には「WECARS」と書かれたプレートが確認できる。この投稿は23時間で3万6000件以上の「いいね!」を獲得し、社会的な関心を呼んだ。
問題を投稿する
この騒動のきっかけとなったのは、ユーザー「スタさん」によるX(旧Twitter)への投稿だった。 「ナンバーもつけずに勝手に走る。ビッグモーターは何も学んでいない!」というコメントとともに写真を投稿した。この車両の後部には正式なナンバープレートの代わりに「WECARS」と書かれた表示があり、公道を走行していることが明確に示されています。
「WECARS」は、旧ビッグモーターが2024年にリブランドしたのに伴い新しく生まれ変わった名称だが、ブランド変更後も法令違反の疑いのある行為が報告され、世間からの批判が高まっていた。
ナンバープレートなしで自走可能。
何も学んでいないよ、ビッグモーター! pic.twitter.com/bCokyysck3— すえゆう (@S_nanhara) 2024 年 12 月 20 日
ネットの反応
この投稿にはソーシャルメディア上で批判や懸念の声が上がっている。反応の一部を以下にまとめます。
●「ブランド名が変わっても中身は変わらないのでは?」
多くの人がビッグモーターの過去の不祥事を挙げ、同社の企業体質が根本的に改善されていないと指摘した。
●「ナンバープレートなしでの運転は明らかに違法です!」
ナンバープレートのない車両が公道を走行することは道路交通法違反となり、安全性への懸念が高まっている。
●「WCARSには期待していましたが、これは信用できません。」
ブランド変更で企業イメージの向上を期待していたユーザーは失望した。
●「看板を変えるだけでは信頼は回復できない」。
回答者の大多数は、名前の変更だけでは信頼を回復するのに十分ではなく、実際の改善が必要であると考えていました。
かつてのビッグモーター事件の背景
ビッグモーターは過去に保険金の不正請求や顧客の不当な扱いなどの問題で世間を騒がせ、大きな社会的批判を受けてきた。その後、信頼回復を目指して2024年に「WECARS」にリブランディングされたが、今回の事件により再び批判の対象となってしまった。
ブランド名の変更は企業再生の第一歩ですが、顧客や社会からの信頼を取り戻すためには、体制の徹底した改善と透明性の確保が不可欠です。今回のような事件が起きるたびに、リブランディングが単なる「看板の付け替え」とみなされるリスクが高まる。
また、ナンバープレートを付けずに公道を走行することは、安全性だけでなく法令順守も問われる問題です。この事件が事実であれば、WCARSは速やかに謝罪し、再発防止策を講じなければなりません。
ブランドを変更しても不祥事が続くWCARSに対する国民の厳しい視線は今後も続きそうだ。今回の騒動が信頼回復に向けた取り組みにどのような影響を与えるかに注目が集まっている。
「名前を変えただけで内容は変わらない」という批判を払拭するため、WCARSが具体的な行動を示せるかが今後の鍵となる。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・このプレートは盗難車の輸送に使えそうな感じです。
・看板が変わっても中身はビッグモーターのまま。
・外すのを忘れていませんか?
・名前は変わっても従業員は変わりません(笑)
・あちゃ。体質が変わるのでしょうか?
・事故を起こしても保険がきかない男?
・ナンバープレートが無いのではなく、飾りプレートを外し忘れたのです。確かにそうですが、外し忘れて公道を走行すると違反になります😂