「微妙」の本来の意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう7月9日は、1922(大正11)年に森鴎外が亡くなった日です。
ドイツへの留学で、衛生学や細菌学などを学んだのですが、その知識が鴎外をちょっと生きづらくさせたようです。
鴎外は潔癖主義で、例えばお風呂では湯船につかることはしないで、朝夕必ず2回 冬でもたらいにを湯をはって体を拭いていたそうです。
そして、食べることは大変だったみたいで、とにかくナマものを徹底的に避けていたそうです。
刺身はしゃぶしゃぶのように火を通して、そして果物は煮て食べたそうです。
焼き芋が大好物だったそうで、そして干し柿も好きで甘党だったようです。
有名なのが、ご飯にお饅頭を割り入れ、お茶漬けにして食べていたことです。
食べたくなるかどうかは微妙な感じですが、今日は「微妙」の元々の意味は何かという問題です。
「微妙」の本来の意味は?
青 -趣深い
赤 -不思議
緑 -A見るな
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ことば検定 答え
青 -趣深い
<今日の緑のボケ> 「びみょう」ではなく「B見よう」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
「彼の出場は微妙だ」と言った場合、出場する可能性は半々というか判断がつかなくて断定できないようなときに「微妙」という言葉を使います。
では「美味しい?」と聞いた答えが「微妙」だったら、美味しくないマイナス評価が含まれている印象を受けます。
「微妙」という曖昧な表現を使うことで、否定するのを避けるような気持ちが滲み出た表現なのかもしれません。
こういう「微妙」の使いかたは、ごく最近のものです。
では、元々の意味はどう使っていたのかを、この例で見てみましょう。
ー「江戸繁昌記」(江戸時代)から
「互に門戸を立て、各々微妙を争う」
「微妙」の「妙」という字は、 「言い得て妙」という使い方があるように、”巧みなこと”あるいは”美しい”という意味があります。
先の文は、美しさを争うという風になります。
「微妙」は元々 仏教の言葉で「微妙(みみょう)」と言い、趣深いことを指していたのです。

前回の問題

□ 仏領ギアナの公式通貨は?
【お天気検定】
□ 「本田農園」トウモロコシ、こだわりの栽培方法は?
【エンタメ検定】
□ 捜査で家にあがるときの必需品は?

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