橋下徹氏は4日、関西テレビ「瞬間LIVE とれたて!」に出演し、兵庫県の斉藤知事のパワハラ疑惑をめぐる問題で日本維新の会の対応を「国政も維新の会もぐちゃぐちゃだ」と批判した。
・■馬場議員「状況を十分に把握していない」
[Toru Hashimoto]「馬場会長はこの状況を十分に理解していない。(馬場会長が言うように)法律や憲法の問題ではない。権力者の資質の問題だ」
「当初、維新は『告発した職員らがクーデターを起こした』と言っていました。党員も政府も維新も、斉藤氏を失脚させるために怪文書が流出し、職員らがクーデターを起こしたと誰もが思っていました。パワハラや請託など、捜査で大したことは出てこないだろうと。だから『事実が明らかになるまで判断はしない』と宣言していたんです。でも、さまざまな疑惑が浮上してきたんです」
「もちろんパワハラや勧誘など不適切なことは多々あったが、一番の問題は告発者に圧力をかけるために個人情報を漏らしたこと」と指摘。「斉藤氏が告発を受けた際、関係者は『全くの嘘』『事実無根』と言っているが、こうした権力の濫用は重大な問題であり、私も辞任に値すると思う」と語った。
・■国会解散なら「維新の党は斉藤知事を全面的に支援すべき」
「不信任案は維新の党がなくても可決できる。兵庫県議会に維新の党員21人がいなくても不信任案は可決できるから、斉藤知事は議会を解散するだろう。そのときに維新の党は斉藤知事をしっかり支えていかないといけない。馬場代表率いる維新の党の正しい方針は、斉藤知事を全面的に支える、全面的に支える、問題ないと言うことじゃないと、ここで揺らぐのは維新の党らしくない。斉藤知事を全面的に支えてもらいたい」
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